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2018/03/30 76歳
  
 
私は、きょうの誕生日で初めて76歳になりました。初めてというのはあたりまえながら、誰しもが到達した年齢が初めて届いた年齢です。ただこれは満年齢であり、この満年齢は、誰もが1年に1回ごと、誕生日にしか加算できません。
  
 しかし私が子供の頃には、私より上の年齢の人たちは、年に2回「歳」をとりました。そう、
数え歳という概念がありました。
  
 
つまり、誰しもが生まれたその日から、数え歳1歳と呼ばれました。満年齢では0歳です。この概念は江戸時代以前からあったと思います。ですから、同時に2つの年齢を持っていて、「坊やいくつ?」と聞かれたときには、だいたいが数え歳で答えていた覚えがあります。
  
 
だから1月1日生まれの人はその日が数え歳で1歳、満年齢では0歳です。しかし12月31日に生まれた人は、その日が数え歳1歳、翌1月1日には数え歳2歳で、生まれた翌日には2歳と言われました。しかし生まれた翌年の誕生日までは、満年齢0歳でした。
  
 そのせいでしょうか、私の祖父やその弟たちのうち、年末近くに生まれた子供たちの戸籍上の誕生日が、「1月1日」で届けられていた人がかなり多いようです。
  
 私が小学校入学の学齢に達した4月1日には、病気などで遅れた者を除いて、全員が満6歳でしたが、1月1日から4月1日までに生まれた者は「早生まれ」として、数え歳7歳で
7つ上がりまたは早上がりと言われ、また4月2日から12月31日までに生まれた者は、「遅生まれ」として、数え歳8歳で8つ上がり又は遅上がりと言われました。