息子が本を出しました

 いま札幌で爬虫類・両生類の観察・記録・研究を続けている息子が、これまでの研究成果の一部をハンディ図鑑として出版するという企画を、北海道新聞社に持ち込んでいた。特に「北海道の爬虫類・両生類の今までにない見やすい図鑑」というコンセプトが認められた。

img014-540_405表 紙

 一昨年にこの企画が始まってから、彼が撮りためてきた生態写真に加えて、さらに北海道内をフィールディングして写真を補充し、研究者にも子供にも理解できる分かりやすいものをと、幾度も原稿を書き継いだ。また自分なりの添削だけでなく、東海大学の竹中教授の監修のもと、編集者のアドバイスも得て、出版に至った。
 この爬虫類(ヘビ、トカゲ、カメ等)や両生類(カエル、サンショウウオ等)というのは、人によって好悪の感情の落差が激しい。息子は、これらを嫌う人たちにも、その一部の危険なところを十分に理解した上で、興味を持ってほしいと考えて内容をまとめたと言っている。

書 名 『北海道 爬虫類・両生類 ハンディ図鑑』
著 者 徳田 龍弘
出版社 北海道新聞社
コード ISBN978-4-89453-592-3   C0645
B6版 96ページ  定価 1,575円 (税込)

 興味を持たれた方は、大型書店等でお求めください。なおアマゾン、楽天ブックス、セブンアンドアイはじめいくつかの通販サイトで取り扱っていますので、全国で入手できます。
 なお内容の概略については、下記アドレスにてご覧下さい。
 http://baikada.com/Wildlog/archives/3791

カテゴリー: 動物, 日々つぶやき, 未分類, 自然 パーマリンク

息子が本を出しました への2件のフィードバック

  1. 鎌倉のホシガラス のコメント:

    ご子息の研究の成果が出版される由、誠におめでとうございます。
     確かには虫類は好き嫌いがありますが、真実を知れば愛せる生き物と思います。
     こちらで見かけましたら是非求めたく思っております。
     こちらは漸く春らしくなりましたが被災地の事を思うと心から嬉しくなれません。
     復興には長い年月がかかるでしょうが頑張って欲しいものです。

  2. DAD のコメント:

    鎌倉のホシガラスさん、こんばんは。
    ありがとうございます。一つの成果として、親としてもよろこんでおります。これを踏み台にして前進してもらいたいものと思っています。

    こちらは雪が降ったり溶けたりの毎日ですが、確実に春に向かって暖かくなりつつあります。

    そちらではもう桜が咲いたようですね。ホシガラスさんのご活躍、ブログを拝見して楽しませていただいています。健康に気をつけて、お元気にお過ごしください。

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