エゾシカ救出作戦

 きのうの夕方、娘からの電話で、我が家のすぐそばの琴似発寒川の中洲で、「エゾシカが歩きまわっているとTVニュースで観たよ」と連絡があった。私達はちょうど入浴を終えたばかりだったので、見には行かなかった。
 翌朝の北海道新聞で、近くの橋の下あたりで衰弱しているのが見つかったと報道されていたので、私達も見に行ってみた。場所は最近私が川の魚道などを撮影していた橋のすぐ下で、すでに早朝に救出を終えた後だった。

IMGP1431-600_400今朝の琴似発寒川 右手前の中洲に座り込んでいたという

 その橋の上で北海道新聞社の記者が、そのシカを発見して救出を依頼したという老婦人に話を聞いていたので、私達もきかせてもらった。その夫人の話だと、すでに15日に発見して、何度も市に救出を要請していたとのこと。今朝になってから、西区が依頼した業者が、吹き矢による麻酔で眠らせ、クレーンとネットで救出したそうだ。
 1歳くらいのオスの子鹿で、その後すぐに山に放したとのことだが、衰弱していたという子鹿は、無事に生きていけるのだろうか。

 その救出を実行したのは、野生動物の調査を行っているNPO法人だそうで、息子もときどき北海道内の動物関連の調査や情報収集の依頼を受けている。

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