平和の滝にも春が来た

 昨日から10日間、息子の主催する北海道爬虫両生類研究会が行う”ハープソンH0kkaido”の2013年度第1期が実施中で、昨年の7月に続いて2回目である。これは北海道を舞台として、一定期間内に爬虫類や両生類をどれだけ観察できるかを一斉に調査・記録するもので、昨年は北海道新聞野生生物基金の支援が得られた。
 私達も多少は協力ができるかと、昨日の午後に上富良野町のTさんのお宅まで行ってみた。ここまでのコースでは、昨年初めて調査したときにいくつかのデータが採れたので期待したのだが、昨日は雪混じりの雨と低温で、まったく成果が得られなかった。
 きょうもあまりよい天気ではなかったが、住まいの南西部にある”平和の滝”に行ってきた。16日に滝まで行ったときは残雪が多く、滝を見ることもできなかったが、きょうは滝ヘの下り口まで行って、滝を写真に撮ることができた。

IMGP1471-600_400きょうの”平和の滝”

 その滝への降り口の手前に駐車場があり、その脇へ沢の水が流れ込んで、緩やかな流れができている。その浅い水の中にミズバショウが咲いていた。しかし水の流れがあるので、カエルやエゾサンショウウオの痕跡はなかった。

IMGP1473-600_400”平和の滝”上の、沢水の中に咲くミズバショウ

 この滝から一気に南下して山越えし、私が中学生のころによくエゾサンショウウオやプラナリアを見つけた南区の川に行ってみると、流れのないよどみの中にエゾアカガエルの卵塊が多数あるのを見つけた。さっそく息子に画像を送って同定してもらったが、私達の調査結果は、ハープソン事務局に送ってそちらでまとめてもらうので、このブログにはその断片のみを報告しておきたい。
 ”ハープソンH0kkaido”の2013年度第2期は、6月30日から10日間に実施の予定。

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