西野緑道散策

 きょうは晴れ上がったので、西野緑道へ妻と散策に出かけた。ここへは昨年の初夏に一度行ってみて、八重桜の花弁が散っている中を歩いてきたことがある。

IMGP1682-600_300西野緑道の南東側入り口

 雪は部分的に残ってはいるものの、市民がゆっくりと散策するのに良い季節になってきた。この緑道には各種のサクラが植えられており、エゾヤマザクラが咲き始めていた。またコブシやエゾムラサキツツジも花盛りだった。

IMGP1695-600_400↑ エゾヤマザクラ 葉とともに花が咲く
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↑ シラカンバ(白樺)の向こうにコブシの花
IMGP1660-600_400↑ エゾムラサキツツジ

 緑道にはギョイコウ(御衣黄)とかウコンといった黄色味を帯びた桜もあったのだが、どちらもまだ花はなく、特にギョイコウは根元と枝の途中との樹皮が、エゾシカによるものと思われる齧り跡があり、つぼみがごく小さいので枯れてしまうかも知れない。

IMGP1683-600_400↑ シラカンパの並木
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↑ 止水中の水路の上に残雪のブリッジ

 緑道に入ってすぐに妻がオオルリのオスが枝に止まっているのを見つけた。近くにメスもいて、何とかカメラに収めることができた。また途中で”ぎしぎし”という音がするので目をこらすと、すぐ前のクヌギの枝の上で、エゾリスがドングリを齧っていた。

IMGP1648_1657-600_400↑ オオルリのオス(左)とメス(?右)
IMGP1671-600_400↑ ドングリを齧るエゾリス

  このエゾリスは、エゾシマリスとちがって冬眠をしない。秋のうちにドングリやクルミなどの木の実をあちこちに蓄えておいて、冬の間はそれを掘り出して食べていると聞いた。今年のように多くの雪が降り、雪解けが遅れた中で良く生き抜いたと感心する
 地面には、ニリンソウやエゾエンゴサク、キバナノアマナなどが静かに咲いていた。特にこのニリンソウは、これからたくさんの花をつけて賑やかになるだろう

IMGP1689-600_400↑ ニリンソウ
IMGP1684-600_400エゾエンゴサクとキバナノアマナ

「2013.05.14-2 発寒川緑地散策」に続く

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