リラ冷え

 札幌の春を代表する木の花・ライラック(ムラサキハシドイ⇒リラ)が咲きだした。おもに花は薄紫色であるが、市内に多いのは他に白、そしてたまに濃紫のものが咲いている。ソメイヨシノやエゾヤマザクラが散り、ヤエザクラが盛りになるころ、ライラックが咲き出す。札幌では6月中旬にライラック祭りがある。

IMGP1976-600_400↑ ポピュラーな色のライラック  バックはヤエザクラ
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↑ 白いライラック

 レンギョウ、コブシ、ウメ、サクラの仲間などの後を追うように咲くライラックは、アカシア(ハリエンジュ⇒ニセアカシア)やナナカマド、モクレンとともに、この札幌の初夏を代表する木の花だ。
 昨日までは急激に春らしさが進み、大雪で遅れていた季節の進みが逆に早まったようにも思えたが、きょうは一転、最高気温が20℃に届かず、日差しはあっても空気が冷たく、いわゆる『リラ冷え』の一日だった。

IMGP1973-600_300↑ ヤエザクラ
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↑ ナナカマド

 3日前(5月31日)に、大学時代の友人Y君が訪ねてきた。私と同じ札幌出身だが大学で初めて知り合った。以後彼のご両親を訪ねたりしてお互いに気が置けない仲である。
 昨年彼のお母様が、隠居先の埼玉県で99歳で亡くなった。私達が2007年に、関東からこちらへ転居するとき声をかけて頂き、お宅へお邪魔してしばし語り合ったのが、最後となった。

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