豪雨・晴天・豪雨

 先々週までは、主に西日本で異常高温や豪雨が続いていた。最近は北海道でも、南西部の集中豪雨と北東部の異常渇水の地域がはっきり区分けされている。八雲付近では9日に、土石流によってJRの線路下がえぐれて不通になり、応急処置した同じ位置で18日にも線路下が浮いて貨物列車が脱線し、お盆帰省客で混む列車が大混乱した。

IMGP2807-600_300↑ 降雨時 ↑
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↑ 晴天時 ↑

 札幌近辺はどちらかというと雨がちで、今日も降雨と晴天が1時間おきくらいのピッチで交互にやってきた。夕方には1時間ほど強く雨が降ったが、テレビのニュースでは、札幌気象台発表で1時間当たり12ミリ。個人的な感覚では、ゲリラ豪雨とまではいかないものの、もっと多いように感じた。
 昨年9月9日の未明に、突然の雷鳴と豪雨で目が覚めた。この時の1時間雨量は、気象台データでは42ミリとあったので、札幌としては記録的だったのだろうと思う。

IMGP2813-600_300南西角にたまる水

 私も、45年ほど前になるが、東京・板橋区常盤台近辺の環七通りを車で走っていて、突然の豪雨に見舞われたことがある。ちょうど陸橋の登りにかかった所で、降りだした雨にワイパーを高速でかけても、1メートル先も見えない。停車してライトを点けてからやや15分くらいは動けなかった。雨が止むと、前後や反対車線の車も停車していた。
 今年の夏には、西日本の方では記録的豪雨と記録的渇水、そして記録的高温とに伴う災害や健康被害が多発しているようだ。太平洋高気圧の勢力が衰えず、シベリア高気圧との間に日本が挟まれた形で、その間を低気圧や前線が通過して雨をもたらしている。また高気圧の下や縁辺では雨が降らず、高温・渇水が続いている。
 フィリピン近海では多数の熱帯低気圧が発生して勢力を維持しているとかで、太平洋高気圧が弱まった時、それらが台風になって日本を襲うのではないかと危惧している。

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