♣ 我が家の菜園に、8月末にダイコンの種を蒔いてみた。芽出しは早く、播種後3-5日で二葉が出た。本葉が2枚程出てから1か所2芽程に間引いたが、なぜかところどころ引き抜かれてしまう。様子を見ていると、ハシブトガラスが菜園にやってきてダイコンの新芽を突いて抜いている。しかしそれを食べるわけでもなく、放り出して行ってしまう。
♣ いささか腹が立ったが、付きっきりで追い払うわけにもいかない。神奈川県に居た頃、稲作農家では田んぼの稲が実りだすと、スズメを追い払うために、銀色のテープの片面に色付けしたものを捩じって渡し、風による動きで鳥を脅していたのを思い出した。
ダイコンの新芽の周りに取り付けた鳥追いテープ
♣ そこで近くのホームセンターへ行ってみると、以前見ていたものより幅は狭いが、同じようなテープを5本セットで売っていたので、それを買ってきて畑に立てた竹にセットしてみた。捩じって渡したので、弱い風でもゆらゆらと動いて、シルバーと赤とが動いているように感じる。見ていると私も少しいらいらするので、鳥を追うには有効だろう。
すぐって、2株ずつにしたダイコン『秋の夢』
♣ カラスに抜かれた所には、別の畝で遅くに播いてまだすぐっていない苗を移植して、何とか根着かせた。その後カラスの害はない。春先に豆を蒔くと、芽を出す前からハトがよく来てほじくるので、来年は種まきの後にはこのテープを渡しておこう。