綿の花

 昨年、娘の店の商品に、ドワーフコットン(コビトワタ)の栽培セットがあったので、付属の缶で綿になるまで栽培してみた。また秋には花卉店で、普通のワタの実(種)が4個ほど着いた枝を買っておいた。
 今年6月、妻がその両方の綿花をほぐして種を取り出し、一晩水に浸してから庭に播いた。すると両方とも10日ほどで芽を出し、両方とも9月20日ころに花を咲かせた

IMGP3130-600_400↑ コビトワタの花(9月20日) ↑
IMGP3128-600_400↑ ワタの花(9月21日) ↑

 どちらも三角のガク片に三方を囲まれ、その中に蕾がある。コビトワタの方は、茎もガク片も赤紫だが、普通のワタは茎もガク片も緑色である。コビトワタの花弁は黄色く、花弁の底は濃いアカムラサキであり、ワタの花は全体が軟らかいピンクである。

 きょう、ワタの別の株に花が咲いたが、その色が下のように黄色や薄い桃色で、最初に咲いた色とは違っている。同じ一本の枝に着いた種を蒔いたのに、この違いはなんだろう。そのような特性なのか、または天候や土壌の変化が原因になっているのだろうか。

IMGP3253_3259-600_400ワタの花の色の変異(9月29日)

※ (10月3日追記)その4日後、ワタにはさらに下のように濃い桃色や純白の花が咲いた。コビトワタの花色は変化していない。

IMGP3265A_3266-600_300その後のワタの花( 2013.10.03 )

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