♣ 私の知人が共同で運営しているNGO法人「日本環境教育フォーラム」が、ジャワ島西部の里山で、10年以上にわたって、現地の環境NGOや農村の人々と手を携えて、草の根の環境保全活動と、現地住民の収入確保に向けた活動に携わっている。
♣ 現地では「砂糖ヤシ」という樹から糖分を析出し、それを生姜とブレンドして生姜湯として商品化する活動を試行しており、昨年から実用化に向けて支援を求めていた。私にも案内が来ていたので、そこへいくばくかの寄付をしていた。それが昨年7月に目標額に達したため、現地政府などの認可を受けて具体化し、本格的な生産活動に入った。
砂糖湯「グラヘ」(NGOのホームページから)
https://readyfor.jp/projects/jeefgulahe
♣ 今日、私の寄付への礼として生姜湯乾燥パック「グラヘ」の紙筒100本(10パック)と、ジャワ更紗のバティックが届いた。グラヘには各紙筒ごとに支援者の氏名と国名が印刷されており、全部で1000本(100パック)に記されていて、残りの900本(90パック)は市販されるのだとか。
グラヘの紙筒を開いた。
♣ 包装紙にはインドネシア語で生産者や利用法が書かれている。グラヘ1包に150ccと書かれているので、150ccの白湯で割ってみた。私は生姜湯が大好きなのだが、それにしても生姜の味も甘さもかなり濃い。私には1本400ccくらいで入れるのが適当だ。私は何でも薄味を好むので、このくらい濃いのが普通なのかも知れない。西欧系の人たちには、かなり受け入れられるのではないだろうか。
マグカップに150cc、かなり濃い。
♣ 今回のこのプロジェクトにおける総生産量は聞きもらしたが、今後この生産・販売が軌道に乗っていくことを祈って止まない。