◇ 妻がアイヌ刺繍の定期講座に通うようになって、ほぼ3カ月が経った。最初は初級の第1コースからだったが、初日には『イカラカラ』というアイヌ刺繍の基本、チェーンスティッチから始めた。初日の成果は3月6日のブログに載せた。『イカラカラ』とは、アイヌ語で『模様』とか『私達が作ったもの』という意味があるとか。
初日の妻の作品
◇ その後、別の色で内・外周にスティッチを掛けて完成させたのが下の写真で、2L版用の額に入れてみると、なかなか異国情緒のある飾りになった。
初級第1シリーズ2日目の作品
◇ 3日目から5日目までは、布地にイカラカラで模様を付けて、巾着袋に仕上げるという課題で、下のようなものを仕上げた。
初級第1シリーズ5日目の作品(イカラカラの巾着袋)
◇ この柄は私も気に入ったので、私が少しアレンジして布地の色を変え、色糸も配色を変えて妻に仕上げてもらった。これも額装してみた。
アレンジしてみたイカラカラ
◇ この渦を巻くような文様は、同じ北方民族だったウィルタが使っていた文様を取り入れて応用されたもののようだが、諸説があるようだ。
◆ さて、私達は明日から3日間、佐渡島を旅してくる。