古風な名前の花

 我が家の庭では、外周部を除いて主に野菜を植えている。そして外周部には、季節ごとに咲く花を植えて楽しんでいる。
 今年の春先には、雪印種苗でホトトギスとムラサキシキブの苗を見つけ、その古風な名前にひかれて買い求めてきて植えてみた。

IMGP5627_5630-Hototogisu-600_400ホトトギスの蕾

 ホトトギスはまだ蕾だが、その名前は花の白地に紫色の斑が入った色合いが、鳥の時鳥(ホトトギス)の胸の模様に似ているから、という説がある。私的には、鳥のホトトギスの模様は白地に灰色~黒の横縞なので、少しこじつけにも感じられるが、昔の人の「雅の心」を否定するつもりはない。
 このホトトギスとともに「キバナホトトギス」という、花の黄色いものの苗も植えたのだが、葉の色はホトトギスよりやや淡く、少し成長が遅くてまだ蕾が出ていない。

IMGP5625-Murasakishikibu-600_400ムラサキシキブの蕾と花

 ムラサキシキブは、その小粒な紫の実が集合して付くところしか知らなかった。今年はその苗を買ってきて植えたのだが、最近蕾が立ち、花を咲かせ始めた。遠目にはあまり目立たないが、こんなに可憐な花を付けるとは知らなかった。その実は、いま付けている蕾と同じ位の大きさで、紫色になる。
 これも、実の色が白くなる「シロシキブ」も買い求めて隣に植えたが、やはり葉の色はやや淡く、まだ蕾を付けていない。

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