ハヤブサがカラスを追跡

 我が家の南東の小山にある森で、この7月始め頃からハヤブサのつがいが営巣しているらしく、雄と雌とが盛んに鳴き交わしている。これには昨年夏に初めて気付いたのだが、今年は7月以来、雨の日以外には頻繁に鳴き交わしている。
 双眼鏡で確認すると、どうやら下の写真の右側、左よりの枝の中に営巣しているようだ。つがいの組み合わせ、巣作り、産卵、孵化、育雛と、常に2羽で寄り添っているが、最近でも頻繁に警戒鳴きの声がする。我が家の近辺には、ハシブトガラスが多い。

IMGP5721-600_400-a下の2羽がカラス そのすぐ上と左上空にハヤブサが飛ぶ 右上はハヤブサの拡大

 今日も朝から盛んに「キッキッキッ・・・」と鳴くので見てみると、巣のあたりの上空をカラスが2羽、冷やかしのように飛んでいき、それを2羽のハヤブサが巻きこむように飛んでいた。カラスはそのまま飛んで行ってしまった。
 タイミング的には、そろそろ雛が巣立ちを始める頃だろうと思われる。親鳥が巣の外から巣立ちを促すように雛を呼ぶのと、弱い雛をカラスから守ろうとする両方の本能で、盛んに鳴くのだろう。雛の姿も数も把握していないが、無事に巣立ってほしい。

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