エゾフクロウ健在

 数日不順な天候が続いて、今日はカラリと晴れた。たまにはドライブで遠出したいとの妻のリクエストで、上富良野へ出かけることにして午前10時半に出発した。
 目的は上富良野のファームレストラン『あぜ道より道』での昼食である。片道130キロの行程の途中で、いつもエゾフクロウを見に寄る森に寄り道してみた。
 5年前にオスの事故死があった。その翌年には愚かなカメラマンが眼を開けさせようとちょっかいを出したためにフクロウが営巣放棄し、3年間は営巣しなかったので、戻ってきてほしいと思っていた。
 近所の住民がロープを張ったりして保護していたのに、と残念がってその後保護の囲いを解いていたが、今日は森全体を鉄杭と鉄条網で囲い、「通行禁止」の立て札が立ててあった。期待を持って以前の樹洞をデジカメではるかに眺めると、1羽だけだがちょこんと入っていた!

IMGP5850-600_400エゾフクロウ

 ♣ デジカメのデジタル望遠で撮影すると、シャッターを切る時には気づかなかったが、うっすらと眼を開けていた。羽根の模様からすると、この個体は以前からいたメスではないかと思われるが、断定はできない。
2009年  6 月10日 オス親が死亡した日のヒナ4羽 」
2010年  4月  6日  愚かなカメラマン事件の日の記録」


IMGP5860-600_300『あぜ道より道』の夏季宿泊用コテージ バックは十勝岳連峰

 『あぜ道より道』に着いた時は空全体が雲をかぶっていたが、十勝岳の噴火口周辺だけは妙に赤茶けて見えた。『あぜ道より道』でおかみさんたちと旧交を温め、最近の話題を聞いたりした。今月に入ってもTBSの取材があったりして、前年にも増して来客が多く、おかみさんたちも目を回しているようだ。

IMGP5862-600_300ふらのワイナリーから見た虹

 札幌を出る時は快晴だったのに、桂沢ダムから芦別までの山中では土砂降りの雨になった。ところが富良野市に入ると道路は乾いている。しかし帰りは富良野にも雨が来て、ワイナリーの丘からは虹が見えた。地域によって不安定な天候だ。

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