雪の結晶の撮影

 近隣の排雪作業が終わる6日までは、全く雪が降らなかった。その後も天気予報では日本海側からの暴風雪警報が出てはいたが、我が家の近辺では殆ど降らず、10日から12日までは風もなく、夜間の気温は低かったものの、1日に2~3センチの降雪があっただけだった。
 今日の夕方からチラチラとぼたん雪が降り出し、車の上にさらっと積もったので、その結晶を撮影してみた。

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 気温が高めで、降ってからいくばくも経たずに結晶が融けてしまうので、降り置く瞬間を写すのだが、人肌やカメラの温度にも敏感に反応して六角の枝ぶりがトロッとなってしまう。
 降り降りた瞬間で見ても、それぞれの雪の結晶は同じではない。私がまだ幼いころ、北大で低温科学研究に没頭した中谷宇吉郎博士が人工的に雪の結晶を作ることに成功し、ラジオでそれを聞いていたので、自分でも観察しようとするのだが、顔を近づけただけで結晶は融けてしまう。
 ところが最近、天然の雪の結晶を樹脂の中に取り込んで、結晶の形を残す技術が開発され、それをアマチュアに指導してくれる施設が十勝の方にあるというニュースをテレビで見た。私も妻も、やってみたいと思っている。

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