野鳥散見

 昨日まで気温が高めで推移し、雪もかなり融けて、昨日までの札幌気象台のデータでは積雪28センチ。自宅周辺の車道ではほぼ雪は無くなったが、我が家の庭はまだ70センチ近い雪に覆われている。
 昨日・今日と晴れ間が続いたので、近くの発寒川に出かけてみた。まだ雪が深くて西野緑道には入れないが、川沿いの木々ではスズメやヒヨドリが盛んに鳴いている。高い樹に着生しているヤドリギには、キレンジャクが数羽来ていた。また葉を落とした藪の中には、アトリが5~6羽来て盛んに鳴き交わしていた。

DSCF0017-600_300スズメ

DSCF0025-600_400ヒヨドリ

 今日からカメラをFUJI-FinePix-S9200という、1センチ接写から50倍ズームの、フルオートマチックコンパクトデジタルカメラに変えたのだが、深い藪の中にいる目的の鳥を撮影しようとしても、やはり目的物にピントを合わせるのは困難だ。手軽で良いのだが、対象にファインダーでピントをしつかり合わせる一眼レフカメラには及ばない。

IMGP6673_0018-600_300左:旧カメラでのキレンジャク     右:新カメラでのアトリ

IMGP6674-600_400レンジャク類が好むヤドリギ

 レンジャク類はヤドリギの実を好んで食べる。ヤドリギの種子そのものは消化されず、どろりとした粘り気のある便と共に排泄され、他の枝に付着してその樹に寄生するという常緑樹で、冬に宿主の樹が落葉してもヤドリギだけは緑である。この樹には実が赤いものと黄色のものがあるというが、私はまだ黄色の実を確認したことがない。

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