ハープソン

 日本全国あるいは一定地域を限定して、7日から10日程の日程で、観察できた生物のデータを一斉に集めて記録に残するイベントがある。例えばバードウオッチャーは、野鳥を観察するバードソン(”バード”と”マラソン”を合成した造語)と称して、年々の変化の記録を残しているし、野草の花を記録するフラワーソンもある。中にはザリガニソンを実施しているグループもあるそうだ。

img014-600_400爬虫類と両生類(息子の著作から)

 ここ数年、息子が主催している北海道爬虫両生類研究会で、主に春期に北海道内で爬虫類や両生類(ハープタイル)を観察・記録する”ハープソン”を実施しており、今年はその3回目として、第1期(4月28日から5月7日)と第2期(6月27日から7月6日)の各10日間ずつ実施し、今がその第1期の真っ最中である。記録には写真を含め、夜間はカエルなど声で種別を判定できるものは録音でも良い。
 1回目の2012年(2014年は他の調査のため休止)の時、私達夫婦は芦別市の三段滝でマムシを見つけたほか、全部で5種類を観察し、報告した。
 今年は気温が高めで推移していたせいか、エゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵塊と幼生を見つけただけだが、発育が早めで推移しているようだ。
 
爬虫類やカエルにはまだ出会っていない。先月27日のシマヘビやエゾアカガエルは、ハープソン開始の前日だったので、残念ながら記録には入れられない。

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