ヤブカンゾウ咲く

 自宅の以前の地主が庭に植えて楽しんでいたであろうヤブカンゾウを、東側に移植しておいた。1週間ほど前から蕾を立て始め、一昨日から咲き始めた。

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 始めは私も妻も『エゾキスゲ』か『エゾカンゾウ』と思っていた。しかしこの名前では手持ちのどの植物図鑑でも姿が合致しない。きょう再確認したら、『ヤブカンゾウ』であることがわかった。
 花は朝に咲いても次の朝にはしぼみ、新しい蕾が開く一日花のようだ。一本の花茎には、9個から多くて50個を超える蕾をつけている。株によって開花期が若干ずれるので、咲きだしたら3週間以上は楽しめる。
 同じ仲間のトビシマカンゾウの群落には、6月初めに佐渡の大野亀で出会っている。色も花振りもだいぶ異なるが、この仲間に1年に2種以上出会ったのは初めてである。
 https://dadandmam.whitesnow.jp/moiwayama/?p=16898

 他には、尾瀬ヶ原でニッコウキスゲに出会っている。なおこのヤブカンゾウは、若い茎や蕾、花が食べられる、と山菜図鑑に書かれている。

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