真夏日と秋景色

 今年の富良野は雨が多い。乳牛畜産家のTさんのところでも、雨が頻繁なため、牧草の乾燥やまとめがなかなか進まず、毎年2番刈りまでできるのに、今年は1番刈りで終りそうだと嘆いている。ほかから買うしかない。
 T夫人のかかとの関節の悪化がひどく、年末に予定していた手術を、この30日に受けることになり、27日に入院することになったそうだ。手術後は、回復やリハビリなどで8週間の入院が必要だそうである。牛舎の仕事は、ご主人のほかに畜産のヘルパーを頼むことが出来たので、何とかなるようだ。
 しかし、家庭生活としての切り盛りは、息子さんの所は赤ちゃんが生まれたばかり、また娘さんは11月の出産を控えており、ともに自宅の農作業も背負っていて、居続けての支援は困難である。さいわいT夫人のお母さんが、きょう札幌から応援に来てくださり、私たちもご挨拶した。お元気そうである。

DSC03637-540+360栗の若い実(8月25日)

 ここ4~5日は、雨の日以外の日中は30℃を超えても、夕方には涼しくなる。とは言っても、寝る時にはまだ蒸し暑さが残るので窓を少し開け、網戸を掛けて寝るのだが、今日の明け方には寒さを感じて、窓を閉めた。

DSC03635-540+360ススキの穂と稲田(8月25日)

 雑草地を歩くと、まだ小さくて緑色のアマガエルが、多数、バッタのように飛んで逃げ回る。きょうはカボチャ3種とトウキビ2種、そしてサヤインゲン、トマト、ズッキーニを少しずつ収穫した。夕方には、トウキビのうまみが逃げないうちに食べようと、札幌へ持ち帰って茹でた。

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真夏日と秋景色 への2件のフィードバック

  1. 鎌倉のホシガラス のコメント:

     今年の北海道は天候不順のようですね。雨が多くて日によってはこちら並みかそれ以上の高温の日があるようですね。日本全体が熱帯圏にすっぽり覆われたような毎日です。何か天変地変が起きなければと心配しています。国情も不安定な中での天災は困ります。無事を祈っております。
     富良野での農作業も大変ですね。お体に気を付けてお励み下さい。
     栗の写真で少し秋を感じました。御地は間もなく秋ですね。こちらは当分望み薄ですが何とか頑張ります。

  2. とくべえ こと DAD のコメント:

    ホシガラスさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。
    御地でもそうでしょうが、今年の夏の高気温は異常ですね。北海道でも、まだ30℃を超える真夏日が記録されています。
    富良野では、例年になく雨が多く、畜産家は牧草の刈り込み、乾燥、ロール作りに苦労し、毎年2回の収穫が今年は1回になってしまいそうだと嘆いています。米も豪雨で倒されていますが、さいわい田の水を切っていたので、何とか収穫にはこぎつけそうです。
    政治屋(とても政治家とは呼べません)たちも、早く政局がらみの猿芝居を止めて、真に国民のための政策実行に着手してほしいものです。
    ホシガラスさんも、暑い中、どうぞ体調管理には十分に配慮されて、ご自愛下さい。

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