● 今月9日に花が咲いているのを見つけた栗の木に、イガが着き始めた。以前の花穂はほとんど落花してしまっていたが、この写真のように1個だけ花穂を残した花もある。花穂の数とイガの中の実の数の関連は不明。
左上のイガに雄花穂が残っている
● ただ「北海道樹木図鑑」をよく見ると、栗には雄花と雌花があるらしい。あの穂のように白く長いのが雄花で、その基部に始めからイガをもった雌花が1個着いているようだ。栗はブナ科で、日本在来種のクリと、中国が原産のチュウゴクグリ(シナグリ)とがあって、チュウゴクグリは実が大きい。天津甘栗はチュウゴクグリ。