卒業後55年目の高校同期会

 昨日まで、台風23号の影響で強風と雨が続き、寒い日々が続いた。今夜は高校の同期会があり、昨夜から帰郷してきてホテルに入っていた2名の同期生に要望されて、快晴になった今日の朝から、苫小牧のウトナイ湖へバードウオッチングに出かけた。
 水鳥の渡りにはやや早く、それでもオオハクチョウ、コハクチョウ、ヒシクイ、コガモ、カイツブリ、ダイサギ、アオサギ、トビが遠望でき、また完全な同定はできなかったものの、ハシビロガモ、キンクロハジロなどにも出会えたと思う。
 遊歩道のある森の中では、多くの枯葉がひらひらと落ちて紛らわしかったが、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ、ヤマガラ、アオジ、ウグイス、コゲラ、アカゲラ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラスなどが確認できた。1人はアオゲラを観たと言う。

20151016-Doukikai

 夜の同期会には10クラス100名を超えるメンバーが集い、うち北海道外から24名が参加した。ご存命の担任恩師お2人のうちのお1人、91歳になられる先生も参加された。最後に皆で校歌を唱ったが、思わず涙が滲んだ。
 卒業したのがちょうど60年安保闘争の年で、大学へ進学してすぐに学生運動に加わった友人もいたが、浪人していた私はいわゆるノンポリ学生であった。

DSCF0914-600_300学年によって色が変わる襟バッジ

 ただ驚いたのは、卒業生10組555名のうち存命と居住地が明確なのは422名(75%)のみ。所在不明は40名(7%)。死去が明確なのは98名(18%)。一応5年後までは同期会を続けることになって、どの2クラスがどの年度の幹事をするのか、くじ引きをした。私の属するクラスは最後の2020年度と決まった。その頃はみな78~79歳になつていて、はたしてどのくらい残っているのか、何よりも私自身は存命なのか。

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