和菓子

 先日、妻の姉が入居するホームに行く際の手土産を求めに「円山クラス」の「寒月」という製菓店に行った。そこで珍しく季節の練り切りを見つけて、買ってきた。
IMGP7918-600_300 直径12センチほどの竹の小篭に、8種の野菜(トウモロコシ、アカカブ、キュウリ、ナス、ダイコン、レンコン、ニンジン、カボチャ)を模したものと、色付き始めたもみじの葉を模したもの2枚が入っている。
 もみじの葉以外はいずれも中に小豆餡が入っていて、味はどれも変わりがないが、形と色合いが面白い。いずれも手作りのものなのだろう。
 私が東京・赤坂の会社に通勤していた頃、当時のTBS本社の近くに「塩野」という和菓子店があり、妻の希望で時々独特の「塩羊羹」を買って帰った。ここでひな祭りの時期になると、野菜や花の練り切りを売り出すので、何度か買って妻子と楽しんだ。

 先日、息子の舅さんから「わらび餅」が送られてきた。一般的なわらび餅と違って、京都の菓子舗で作られたもののようで、一見笹団子のように笹の葉に包まれており、中にはしっとりとした水羊羹のようなぷるんとしたお菓子が入っていた。
IMGP7934IMGP7937-600_300 初めて食べる食感で、特に『西湖』にはくるみが入っており、わらび餅の柔らかさとくるみのこりっとした歯ごたえが面白く、絶妙の組み合わせであった。

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