積み上げ除雪

 札幌気象台で発表する気象関係のデータは、いま住んでいる地域の気象状況とは全く噛み合っていない。2月1日から昨日までのこの地域の降雪量は、気象台の発表の約3倍。ただ、風は警報が出される割にはあまり強くならない。
 日本海側の低気圧の多発と、シベリア寒気団の南下で雪量が多く、気温があまり下がらないため、同じ積雪量でも湿っぽくて重い。だから降雪中でも早めに除雪しておかないと、後では重くなって大変な思いをする。2/29、3/2、3/4と融雪作業を行った。
IMGP8125-600_300 雪を積み上げて溜めておくと、だんだんしまって比重が大きくなっていき、融雪作業も「はかがいかない(はかばかしくいかない)」。積もりたての軽いうちに融雪機に入れた方が早く溶け、使用する灯油や電力も少なくて済むような気がする。
IMGP8134-600_300 札幌市の排雪作業も、2月初め以降は簡単な掻き分け作業が3回ほど入っただけで、車道も1車線が残るだけ。車同士がすれ違うには、片方が一時小路へ車体を突っ込んで、もう一方が礼の挨拶をして通過したあと、道路へ戻るという有り様であった。
 今回の除雪請負は、どうやら昨年まで作業してくれていた近くの業者ではないようであまりに雑だった。きのう、見るに見かねたのか、いつもの業者がショベルとロータリーを稼働させてくれた。
IMGP8138-600_300 正規の排雪ではないせいかダンプカーは付いておらず、道路脇の雪をさらに路肩へ積み上げるだけだが、路面は正整された。ただ少し幅が広くなっただけなので、場所によっては車のすれ違いが困難なところもまだある。

IMGP8147-600_300幅が広がった通り( 3月7日朝 追加 )

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