時は廻り春が来た

 道路や駐車スペースの雪・氷のうち、手をかけた部分はあらかた融けた。残っているのは庭の雪で、よく陽の当たる住まいの側はすでに融けて砂利や土が顔を出しているが、南側や東側のコンクリート塀の際では、まだ高い所で80センチは雪が残っている。
 ただ、コンクリートやブロックの塀のほか、立ち木や雪囲いなどは、陽から受けた熱を放出するので、その際や周囲は雪が解けている。

DSCF1202-600_400 この雪を早く融かすべく、昨年の春にも撒いたモミガラ燻炭の残りを、また撒いた。少し弱いが、風が時々吹くので、よそへ飛ばないように加減しなければならなかった。
DSCF1205-600_400 これを撒いていて気付いたが、西側の隣家のブロックの塀際に、芽を出して間がないフキノトウが数個出ており、フキの小さな葉もいくつか出ていた。妻がさつそく収穫したのは言うまでもないが、数が少ないので近所の発寒川の川べりでも探すことにした。
DSCF1204-600-300
 近所を歩いてみると、陽当たりが良くて早くから雪の消えたところでは、クロッカススやフクジュソウが咲きだしており、スイセン、チューリップが芽を出している。
DSCF1188_1192_1193-600-200DSCF1201-600_200DSCF1185-600_300 この最後の花は、名前がわからない。高さは10センチ未満で、葉はスイセンよりやや太いが、チューリップほど太くはない。花は葉より高く、淡い空色で、6花弁である。

 おまけ その1
  午後に融雪促進用のモミガラ燻炭を撒いたとき、右目に小粒が入り込んだらしく、ゴロゴロして痛みがあつた。目薬をさしてはきょろきょろしてみたが、なかなか取れない。止むを得ず札幌市医師会で運営している「夜間救急センター」に行き、眼科で調べてもらった。当番の老医師が検眼器で確認し、ゴミをごく細い綿棒で取ってくれた。消毒用の目薬をもらって帰宅した。費用は保険がきいて3,000円弱。おかげでいまは楽である。
◎ おまけ その2
  この「夜間救急センター」には40年以上前にもお世話になっている。娘が1歳になったばかりの頃、私が夜半に社宅に帰宅すると、娘が38℃を超える熱を出していて、「早く救急センターに連れてって」と妻に頼まれて車を飛ばした。センターでは「風邪の始まりですね」と薬を飲まされ、ほっとして車で帰りかけたとき、助手席で妻に抱かれていた娘が「アッ!アッ!」と言いながら体をそらし、ひきつけを起こした。私は娘が舌を噛むと危ないと思い、とっさに娘の口に左手の親指を突っ込んで、右手のみでハンドルを操作してセンターに戻り、私がそのまま娘を抱いて院内で訴えた。幸いに医師がすぐ治療をしてくれたので娘も落ち着いた。ほっとしていると、看護師さんが「お父さんの指、大丈夫ですか?」と言うので左手の親指を見ると、生えてきたばかりの娘の歯形が、私の親指の両側にしっかりとついていた。それまで夢中だったので痛みは感じなかったのだが、言われて急に痛くなった。幸い深いキズにはならず、貼ってもらった絆創膏だけで治った。そういえば、「電話で119番へ」という発想もない時代だったかなぁ?

カテゴリー: やれやれ・・・, 健康, 天候, 季節, 思い出, 日々つぶやき, 農耕園芸 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA