キバナカタクリ全開

 ♥ 先月の28火に植えたジャガイモが、その後10日以上も芽を出さない。植えてから数日冷たい雨が続いたり、3~4日の日照りが続いていたりなので、同じ日に植えたという上富良野の農家、Tさんに電話をかけてみた。
 案の定、笑われてしまった。「芽が出るのに、植えてから3~4週間だよ。去年だって、そうだったっしょーや」。言われてみると、そり通りだった。今年は、春先に何回か旅行に行ったり、その他の雑事に追われて、気持ちだけが先走っている。落ち着け。
 庭の一番南の隅に一昨年植えた3株のニホンカタクリが、4月末に2株だけ、1本ずつ花を付けた。 学名:Erythronium japonicum
DSCF1336-600_300a 「ニホンカタクリの種子には、アリが好むエライオソームという物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げている」と植物図鑑に書かれている。我が家の場合、カタクリの仲間は庭南端のブロック塀の内側、つまり陽の当たらない場所に植えてあつて、周りにはアリは全くいない。皮肉なことに、塀の外・道路側の陽当たりのいいところには、いくつものアリの巣穴がある。 
  一緒に植えたキバナカタクリ2本が、2週間遅れの開花で、その1週間後にはこのように花茎が数多く立ち、1株に20本ほどが咲いている。この左側には、花弁を落としたニホンカタクリが2本、種包を立ち上げて頭を垂れている。好む環境が異なるのだろうか。
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 キバナカタクリは、主にアメリカ北部やカナダ南部の亜高山帯に分布する、とある。私は民間の農園で購入したので、栽培品種かも知れない。昨年はあまり勢いがなかったのだが、今年は見事な株立ちになった。   学名:Erythronium grandiflorum

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