ブータン訪問記・3・旅程-1

※ 2016年8月20日(1日目)、日本⇒タイ・バンコク
 午前10時に自宅を出発、新千歳空港場外の駐車場に車を預ける。新千歳14:05発ANA2154便にて成田着15:45。荷物は成田~バンコクまでの自動積み替えとした。
 イミグレーションと手荷物検査を済ませ、成田18:20発ANA0805便にてバンコク・スワンナプーム国際空港着8月20日-23:00(現地時間):日本より2時間遅いので日本時間では21日-01:00になり、飛行時間は6時間40分。妻の下肢が少しむくんできた。
 預け荷物を無事に受け取り後、チャーターバスで高速道路をバンコク市内のホテルへ。ホテル着03:45。シャワーもそこそこに就寝。

※ 2016年8月21日(2日目)、タイ・バンコク⇒ブータン・バロ⇒ティンプー
 2時間ほどの睡眠で、チャーターバスでホテル発6:00。スワンナプーム国際空港着7:05。ここでブータンのドゥルック・エアーにて9:00に離陸。ブータンの国際空港パロには12:35着。ここはさらに時差が1時間遅いので、飛行時間は4時間35分。
cimg0122-600_300a     ドゥルク・エアーの尾翼マーク。ブータンの国旗そのものである
 13:30すぎ、パロ空港にてJEEFの現地職員・松尾茜さんと、現地ガイド・サンゲィ君に会い、同時にこの旅に同行の他の12名全員にやっと顔を合わせた。
 空港内で、日本円をブータンの通貨・ニュルタム(NT)に換えておいた。通貨の換算は、3万円が19,740NTで計算されており、1NT≦1.52円、1円≦0.66NTになる。
 この場で松尾さんが全員に、幅38センチ、長さ180センチ程の、歓迎を意味する白いショール(カダル)をかけてくれた。化繊ではあるが、ブータンの吉祥紋8種が織り込まれている。国内の寺院で僧に拝んでもらうときは、これを首に掛けるのだという。
cimg0152-600_400a パロ空港から専用小型バスで首都・ティンプーへ。ティンプーで、 Gakyil Hotel にいったんチェックインする。妻は足首のむくみが取れないのと、寝不足でだいぶ疲れが出たために、その後の行動を中止してそのままホテルで休み、私だけ行動した。
 市内にあるOGOP(One Geock One Product=一村一品、Geock=ゾンカ語で「村」)の展示場兼事務所で、まずブータン国内の産品を見て歩いた。この一村一品運動は、1980年に日本の大分県がその始まりと言われており、ブータンの経産省がこれを参考にすべく、昨年大分県に工業・農業の実態を見分するべく45名の関係者を派遣したという。 
cimg0157-600_300acimg0177-600_300acimg0162-600_300acimg0164-600_300
cimg0158-600_300a

  私達は大まかに物産を見せて頂いた後、ブータン経産省のペンジョー氏と、JICAの新保氏も入って、外国人向けというよりは、まずは国内での産品流通のための活動を図るため、日本にあるような「道の駅」を各所に配置して、現在すでにある13種類の伝統工芸品に加え、各地域に特産品を作ることを目指すので、支援してほしいとのことだった。
 今の特産品としては、国民の正装に利用される絹の手織物、綿の機械織物、ヤクの毛などを使った編み物、竹組みの器、木の彫刻による祭りの面などがあるとのことだつた。
imgp8942_8943-600_300 会議の後に、現地産のそば粉を使った平打ち麺と、同じくそば粉で作ったギョーザ、そしてヨーグルトの上澄み液を頂いた。いずれも、何となく懐かしい味だった。
 展示場の外では、五色の幟が多数風になびいていた。これは仏教の祈りの幟で、色ごとにこの祈りの内容が決まっているという。
cimg0168-600_300a ホテルへ戻ると、妻の足首のむくみはだいぶ改善してきていたが、妻も私も少々疲れが出てきたので、皆さんと外へ夕食に出る会は欠席し、部屋の中で、航空機内でもらったクッキー等とペットボトルの水で紅茶を淹れて夕飯にし、早めに寝た。
cimg0145b

カテゴリー: やれやれ・・・, ショップ, , 教育, 旅行, 日々つぶやき, 自然, 飲む、食べる パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA