越冬するアカタテハ

 久々の日射の中、雪が解けずに残っている菜園の一角、土の出ている場所を1頭の蝶がひらひらと飛んでいた。タテハ系なので飛び方が素早い。しかし、この蝶は縁石の上に止まってじっとしていてくれたので、カメラを持って行って写すことができた。
imgp9527-600_300a
 図鑑ではアカタテハで、成虫で越冬し、ほぼ世界全体に分布すると書かれている。私は、初雪のあと、特に11月に入ってから、チョウが飛ぶのを見た記憶はない。
 この縁石の脇には、パイナップルミントがまだ緑と白の葉を残して元気であり、さらにその脇にはイヌサフランの花が残って咲いている。

imgp9528-600_300b このイヌサフランは、1か月ほど前から日向で4個ほど咲いていて、おそらく今の1株が最後の1株になるだろう。日陰の並種サフランは、先日の大雪の際にアップしたが、秋になって細い葉を伸ばしただけで、春には花は咲かなかった。
 東京・西早稲田に住む友人から、自宅の近所で写したという、ツマグロヒョウモンの雌雄が、キク科の花の上で吸密している写真を送ってくれた。私は初見である。

カテゴリー: 動物, 季節, 日々つぶやき, 昆虫, 自然, 花・植物 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA