ヤマメの放流

 今日は、西区発寒・西野地区以南の連合町内会での行事のひとつ、琴似発寒川の本流と支流・左股川の合計6か所でヤマメの稚魚の放流が行われた。
 私の所属する平和地区では、琴似発寒川本流の最も上流にある”平和湖”で放流を実施した。”湖”と呼んではいるが、上流の手稲山麓から流れ下って、”平和の滝”の少し下流、川幅がやや広くなってはいるものの、流れの速い川岸である。

 10時集合の後、川への不法投棄をやめて魚の多く住むきれいな流れにしようという紙芝居で、環境問題の啓発を行った。このイベントは、もう28年続いているとか。
 放流するヤマメの稚魚は、喜茂別町で養殖されていたものを、早朝運び込み、深めのビニールプール2個に入れてあった。朝から好天で日差しが強いので、氷を入れてその上にその辺に生えているフキの葉を被せてあった。大きさは10センチ前後。
 ここで主催者からヤマメについて説明があった。ヤマメは、ほぼ8割が淡水域にとどまって、大きくても20センチほどにとどまる。しかし一部は海まで降りて60センチ以上に成長し、サクラマスとして繁殖期に川を遡上するという。私も初めて知った。

 子供たちが持参した小さなバケツに5~6尾ずつ稚魚を入れてやり、それを川岸の流れに設置した安全用のパイプ柵の間から、それぞれ放流してもらった。
 帰るとき、道端にスミレの花が咲いていたので、撮影した。図鑑で確認すると、花の形態・色・模様からタチツボスミレと同定したが、葉のヘリの波がやや甘いと感じ、少々自信がない。どなたか判断のつく人は、お知らせください。

カテゴリー: 公園, 動物, 教育, 日々つぶやき, 祭り, 自然, パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA