ブタナとコウリンタンポポ

 7月2日の日曜日、私たちの住む町内会の主催で、近くの琴似発寒川の両岸の遊歩道を約4キロ、歩こうというイベントを開催した。川の右岸のやや下流にある風の子橋公園に9時までに集合し、まず上流へ約1.5キロ。平和サイクル橋で対岸に渡って左岸を下流へ。2キロ下流の右股橋を渡って、スタート地点に戻るというコースであった。
 なお、前日から快晴で、自宅では下のような気温だったため、翌日の参加者の熱中症を心配したが、幸いに当日は雨を心配するほど曇ってくれた。
 午前8時受付開始なので、7時半に行ってほかの役員と準備。役員が20名強のところへ、集まった参加者は20名弱。子供はゼロ。役員のうち8名は、コースの要所で交通安全のための黄色のベストを着て待機なので、9時にスタートしたのは30名弱。
 私は自宅近くの折り返し地点である右股橋の角で、最後のポイントで時間があるので、風の子橋公園をうろついてみた。すると、ここ3年ほど探していて近くの神社で数株しか見つからなかったコウリンタンポポが、黄花も紅花もごっそりと咲いていた。
 右股橋へ来て待機していると、先頭のグループの12名ほどが出発から40分足らずで現れた。妻も入っていた。最後尾の担当役員と一緒に出発点に戻り、整理体操をして、役員はテントその他を整理して解散。
 そのあとで、妻とコウリンタンポポをじっくり観察し、川岸とその近くの町内を少し歩いてみた。
 川すじでは、桜が小さくな実をつけ、はじめはサクランボ色だがすぐに黒っぽくなり、口に入れてみてもにが酸っぱいだけであった。またハナミズキやナナカマドの白い花が目立ち、地面ではオオムラサキツユクサやスミレ、バンジーが咲いていた。
 6月初旬まではこの川にもカルガモやマガモがきていた。その後は営巣やヒナを見かけることがなかった。この日には中州の岩の上にポツンと1羽の若ガモがいて、写真には収めたが、どちらの幼鳥もよく似ていて、首の後ろの色合いからマガモと同定した。
 今回の発寒川ウオーキングは、何とか町内会会員同士の連携を深め、互いに交流を深めたいという役員会の中の提案で、第1回として実施したのだが、参加したのは役員の方が多く、かつ子供の参加がゼロだったことに、一同呆然であった。やはり完歩した者への何らかのごほうび(今回は完歩証明のカードのみ)にも一考が必要か。

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