そして1週間

 その後の1週間は、体調不良が続いてすっきりとはしなかった。ただ、何かしらの用事で動いているうちは、狭心症の発作も出ないので、車での移動程度はできた。

▼ コンサートを聞きに行く(8月13日)
 妻のフルートの先生が、フルオーケストラに出演するということで、招待券を1枚頂いていた。私も前売り券を1枚購入して、地下鉄で1駅の「宮の沢」へ。ここは私たちが楽器を習っているエルム楽器の教室にも近い。会場はちえりあホール。16時から。
 楽団はHIMESオーケストラ。指揮は新田ゆり。演奏曲はモーツァルトの曲が多くを占め、演奏だけでなくソプラノ歌手による歌劇も3曲あった。久しぶりに耳を洗った。
▼ 町内会回覧物配布(8月15~16日)
 今回は月の中の回覧で、部数は少なかった。8名の班長に、17コースの回覧に取りまとめ、各班長に配布。今回は「集団がん検診」の希望を募っている。
▼ 私たちの医療(8月15日~18日)
 妻がもう数年来受診している内科系の病院で、ここしばらく続いている下腹部の痛みを調べてもらうことにし、25日にCTをとってもらうことにした。また最近痛み出した股関節の検査と骨量の検診に行ってきた。やはり脊椎にややゆがみが出ている。
 また私の最近の心臓不調について、かかりつけの医師にとことん調べてもらったのだが、心電図、血液検査、CT検査ともに異常なし。特に狭心症については、それを発症している時に検査しないと、判定できない、ときた。頻脈発症の時と同じ答えだ。入院でもしていないと、不可能なことだ。
▼ 市議会、市幹部との道路問題の打ち合わせ(8月16日)
 道路拡幅問題で、市の側の税金の無駄使いを止めさせるべく、もう6年以上前から市民グループで市との交渉を続けているが、ぬらりくらりと前進せず、また市側の責任者は2~3年ピッチで交代となり、担当が変わる度にきちんと引き継がないため、同じことを繰り返している。この活動の主軸の友人からの連絡で、また市役所に行ってきた。後押ししてくれている議員以外の市の幹部は、逃げ回ろうとする姿勢が見え見えである。
▼ 生物探し(8月19日)
 私たちの参加する北海道爬虫・両生類研究会で、4月29日から8月20日までの間、身辺で発見した爬虫類・両生類のデータと写真を集めていた。私たちは天候不順や体調不良が重なって、ほとんどデータ採りができていない。そのため体調の回復を待って、ぎりぎりの8月19日に、主に藻岩山の南西麓を少し歩き回ってきた。
 ある特定の池には、必ずエゾサンショウウオがいる。ここには数年前から春先にエゾサンショウウオの産卵を確認しに来ていたが、真夏に行ったのは初めて。もう成体化してしまって居ないのではないか、と思っていたが、体調40~60ミリほどの、まだエラのある幼生が40頭前後、泳いでいた。
この小池は陽が射しているのだが、常に冷水が供給されていて、暑くはならない。ここは登り口からゆっくりと歩いて20分程度で登れる。
 登る途中で、藻岩山ロープウェーの真下をくぐる。この山頂の夜景が、日本三大夜景の一つになったと聞いて、驚いた。車や徒歩で何度も登った山なのに、さすがに夜には来たことがない。今度はゆっくりとその夜景を鑑賞することにしよう。
 この山道で見聞きしたのはツクツクボウシ、ヒグラシ等のセミ類の他、キジバト、モズ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、コゲラ、スズメ、ヒヨドリなど。また山の中なのにカイツブリらしい声も聞こえた。少し先の道をエゾリスが横断していった。
 山を下りてから、車で藻岩山の南麓の山鼻川緑地と、住まいに近い平和湖、平和の滝などを散策したが、めぼしい生物には会えなかった。
▼ ギターコンサート(8月20日)
 私がクラシックギターを習っている先生のギターコンサートが、先週オーケストラを聴いたホールのすぐ近くの喫茶店で開催された。
 彼はいま36歳であり、4歳の時からギターを始めて、成人後ドイツ・ケルンの音楽院に留学して腕を磨いたとのこと。演奏は流麗で、ほぼ眼をつぶって、ギターや楽譜はほとんど見ない。倍以上歳をとってから始めた私への指導など、疲れるだけかな。

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