冬から春への節分会(せちぶんえ)

 今日は節分。スマホの検索サイトできょう初めて知ったのだが、旧暦で各四季の始まりを立春、立夏、立秋、立冬と呼び、その前日を季節の変わり目、ということで『節分』と名付けて、それまでの邪気を払い、今後の幸を祈るというしきたりがあった。
 つまり一年には四つの節分があり、それぞれ神事としてお払いがあった。現代はそのうち一般では春の節分が主軸となって残ったのだとか。
 近くの西野神社で櫓を組んで準備していたので、15時半から始まるという節分会に妻と出かけてきた。土曜日と重なったせいか、昨年までと違ってかなり多くの人が集まっていた。定刻になると、神職が八方祓いの豆を撒いて、そのあと鏑矢打ち、翁の小槌振りと進んで、そこからは小袋入りの豆や餅が撒かれた。
 打たれ役の鬼の仮装をした人までが、撒かれる豆や餅を待っていて、愉快だった。私たちも、豆や餅の入った小袋を少しずつ拾った。
 帰宅してから、近くのスーパーマーケットで求めてきたやや細めの恵方巻を用意して、今年の恵方・南南東を向いて食べた。ただこの恵方巻は、商戦に乗せられて買い、ろくに食べずに廃棄したり、店の売れ残りを大量廃棄することがおひざ元の関西地方で問題となり、兵庫県では販売の自粛を始めたスーパーがあると、ニュースに出ていた。

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