小笠原・母島探査

※ 4月6日
 この日は早朝から、『ははじま丸』に乗船しておよそ2時間の母島へ向かった。ここでの期待は、ハハジマメグロとアカガシラカラスバトに出会うことであった。ハハジマメグロには出会えたが、アカガシラカラスバトには出会えなかった。
 母島の元地港までは南へおよそ2時間。南北に細長い島で、都道が北側の北村から、中央部を南下して元地港の市街地を通り、南部の万年青浜まで1本走っているのみ。
 まずマイクロバスで都道最南端のロータリーまで走る。ここからさらに1.5キロほど南下すると、南崎まで至るが、それは省略して西側の万年青浜への途中まで散策する。 天気がよくて陽射しは強いが、木々が茂っていて暑さは感じない。この地域に咲く、特有のシマギョクシンカの花を見つけて撮影。その後一気に北上して、今は廃村となった北村の小学校跡地に行く。この母島にも、太平洋戦争の戦跡が多く残っていた。
 この付近は、人が入らなくなったせいか亜熱帯植物が繁茂し、歩くのも困難な状態になっている。それは自然林再生中の、母島中央部の桑の木山周辺も同様だ。

 港に戻ると、林の中にハハジマメグロやメジロを見つけたが、動きが早く、林の奥に入ってしまうので、カメラには収められなかった。
 港前のレストラン屋上で、海を見ながらカレーライスをいただいた。お皿のライスが奇妙な形に盛られていて、始めは奇妙に思った。しかし全員のものが同じだったので、なるほど「母島」の形に盛ったのだと気づいた。 母島を14:00に出航して、父島に戻った。

カテゴリー: 日々つぶやき パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA