初霜と初雪の間

 この秋は、雨が続くものの気温の下がりが弱く、気象台の近辺では10月20日に初霜があったとはいうものの、我が家ではまだ霜すらおりていない。気温が高めで推移していて、平年で10月28日といわれている初雪も、まだ降らない。
 先月はじめ以来、菜園の後始末その他いろいろと身辺の片づけをしているのだが、他にも色々とやりたいことが出てきて、まるで自分の人生の先が短いと焦っているような錯覚に陥り、バタバタとしているだけで気づくとほとんど進んでいない。
 雨が多く、気温が低かったために、我が家の菜園はもちろん、北海道全体でも農作物の実りが悪かったようだ。我が家のジャガイモ、ズッキーニ、キュウリ、ナスも低温にやられたせいか出来が少なく、ワタは24株に80個近い蕾をつけたもの、開花は3個、ワタを収穫できたものはゼロであった。良かったのはアスバラガスとミニトマトのみ。
 冬に向けての菜園の始末も、ほぼ終わった。車を手放したので広くなった駐車スペースに融雪機を設置し、いつ雪が降り出してもいいようになった。
 11月14日の早朝、菜園が一面に白っぽくなったのでついに初雪かと思ったが、我が家での初霜で、7時を過ぎて陽が射すとたちまち消えていった。今夜は雨の中、気温が下がってきて現在4℃。明日の明け方には雪になるかもしれない。
 もし明日降雪があれば、札幌で最も遅かった1890年11月20日以来128年ぶりの、タイ記録の遅さになるという。もしも今夜0時前に降れば、記録上2位の遅さになるとか。

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