円山公園内を歩く

🌸 快晴の4月18日、前日の勢いで、また妻と少し歩き回ってきた。地下鉄「円山公園」駅から西へおよそ150メートルで公園敷地に入る。私が子供のころは、市街地からここまで市電が走っていた。
🌸 入り口からは明るい森林地帯に入り、遊歩道も整備されていて、400メートルほど南西には太子堂があり、標高225メートルの円山への登山口になっている。さらに南西400メートルには円山動物園があり、その北側には円山総合グラウンドがある。
🌸 この日は、さらに奥の疎林地帯に入り、鳥の声を聴きながら春の野草の開花しているのを眺めて楽しんできた。

🌸 さらに奥には小さな池があり、ミズバショウが小さく咲いていた。このくらいの大きさがが可憐でちょうどいい。そしてこの池では、エゾアカガエルの卵塊やエゾサンショウウオの卵嚢を見つけることができた。

🌸 太子堂の北西には、昔「蝦夷國新一宮」と称して鎮座した北海道神宮がある。私たちが子供のころは札幌神社と呼ばれて、6月の札幌神社祭には市内の小中学校は休みになり、市内を神輿や山車が練り歩いた。
🌸 この神宮の周辺には桜の樹が数多く植えられており、長い雪の帰期間から解放される春には、花見の名所としてにぎわいを見せる。子供のころは5月の連休の後ぐらいが満開だったが、最近は温暖化のせいか4月後半に早まってきている。この日も、花見客を当て込んだ多くの仮説小屋が準備されていた。

🌸 この後、東寄りの大池では、マガモの雌雄と、オシドリの雌雄に遭うことができた。私たちが北海道でオシドリに出会ったのは、初めてだった。
🌸 大池では、長さ80センチ強のコイが10尾ほど泳いでいた。今日、これらのほかに見聞きしたのは、ゴジュウカラ、シジュウカラ、カワラヒワ、コゲラ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。このほかに、クルミやシイの実の殻が散乱しているところもあったが、エゾリスあるいはエゾシマリスには出会わなかった。
 この日の私の万歩計は16,595歩で、妻は19,841歩。前日も妻の方が20%以上多いので、『一緒に歩いているのになぁ』とぼやいた。

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