キバナノアマナ

 4年前の4月末に、同じ藻岩山の裾野で6枚の黄色い花弁を持つ野草を見つけた。その頃は図鑑も持っていなかったし、この花が普通なのか珍しいのか分からなかった。すぐ後に日本野鳥の会札幌支部の探鳥会があったので、植物に精しい人に画像を見せたら、「ああ、『キバナノアマナ』ですね」と即答が返ってきた。

DSC04793-540_360キバナノアマナの花とつぼみ

 その後「新北海道の花」という図鑑を購入して確認すると、低地、山地のやや湿った陽の当たる所に咲く、とあった。黄色ではこの他に『エゾヒメアマナ』という花弁の細いものがあり、花の白い『アマナ』や『ヒロハノアマナ』は北海道には無いようであった。

DSC04791-540_360花2本+つぼみ1本

 花弁は6枚、花径は20ミリ程度。1株に数個から10個の花をつけ、花が終ると球形の実をつけて、夏までに地上部は枯れる多年草とある。群生すると書かれているが、今回は時期が少し早いせいか一株に1~2個の花があるだけで、さほど目立ってはいなかった。

DSC04789_04790-540_360キバナノアマナ2態

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