エスカレーター考

 乗ったら立つ人、歩く人  最近の鉄道では、エスカレーターを設置する駅が増えてきている。また東京の地下鉄の駅などは、地下何十メートルというところにホームがあるので、階段も段数が多く、さらに昇降用はエスカレーターだけで、階段の無い所も多い。

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 鉄道の駅のエスカレーターでは乗って片側に立ち止まる人、空いた側をせっせと歩く人に分かれている。

  2月中旬に奈良や京都、大阪に行き、鉄道駅でエスカレーターを使うことが多かったが、 エスカレーターに乗って立ち止まる人は、みな右側に寄って立っている。これにはかなり違和感を覚えた。 関東では、立ち止まる人は左側に立って、急ぐ人は空いた右側をせっせと歩いて行く。 それが関西では逆なのである。この右か左かは何か文化の違いによるものなのだろうか。 しかしエスカレーターの機械設計上は、人が均等に乗ることを前提にしているはず。片側に乗ったり、歩いて上り下りすることは、機械にとっていいはずはない。
 エスカレーターの手すりは、普通は踏み段と同じスピードで動いているはずなのだが、たまに乗ったときに握った手すりがずるずると前か後にずれていき、降りる頃にはだいぶ移動していることがある。
 たまに、停止したエスカレーターで上り下りしなければならないときがある。普通はすんなりと乗り降りできるのに、止まっていると、特に乗り込むだときにたたらを踏む。感覚的にステップが合わないのである。

カテゴリー: 土木・建築物, 日々つぶやき タグ: パーマリンク

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