♣ 一昨日、娘の店を訪ねたときに、周辺の西野地区の住宅地を歩き回ってきた。30年ほど前から開けてきた住宅地で、野菜畑や果樹園が多かったこの地域も、ほとんど住宅地化している。ただ冬の除雪・排雪の必要性から、道路幅も広いし各住宅の敷地も80坪前後と、非常にゆったりと作られている。空き地もちらほらと散在していて、そこには雑草がはびこっているが、その中にこんな可憐な花を見つけた。
↑ エゾアカバナ(アカバナ科アカバナ属 Epilobium montanus)
♣ 花弁は4枚で、先端に切れ込みがあってハート型になっており、花全体の大きさは1センチほどで、ハコベの花よりやや大きめである。色は白から淡紅色で、地面にやや這うように生えているのであまり目立たない。
♣ 同じ属のアカバナ( E. pyrricholophus)は全体が直立していて、エゾアカバナよりもやや細い葉が密に出ており、花の赤みがやや強い。