アザラシ館にて

 今回も一昨日の円山動物園でのネタである。屋外に設置された巨大水槽に、2種類のアザラシが飼われていた。ひとつはゼニガタアザラシ、ひとつはゴマフアザラシである。どちらも水中遊泳中で、ゼニガタアザラシの方はプールの周囲の一部が掘り下げられて、遊泳の姿を横から見られる。

DSC00755-540+360 ゼニガタアザラシ

 昨冬には稚内の抜海(ばっかい)港で、野生のゴマフアザラシ40~50頭ほどに出会ったことがある。観察し易い場所に、暖房つきの観察小屋が建てられており、望遠鏡が据えられていて、コーヒーまで飲める。嬉しい施設である。抜海ではゴマフアザラシが初春に繁殖するそうで、あの真っ白な幼獣の姿がなんとも可愛く、ぜひ一度観てみたいと思っている。子供が成長すると、ロシア・サハリン州沿岸に戻っていく。

DSC00751a-540+360 ゴマフアザラシ

 よく似た体形のセイウチ、アシカ、オットセイなどは、前足で体を起こして進むことが出来るのだが、アザラシの仲間は、その前足で体を起こして進めない。陸上・氷上では、毛虫のようにのたくるか、ごろりと寝ている。ミナミゾウアザラシなどは、反り返って腰まで起こすことは出来るが、前足で支えることは出来ないそうだ。

カテゴリー: 動物, 孫と遊ぶ, 日々つぶやき タグ: パーマリンク

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