◆ きょうは一日中よく晴れた。その割りに日中は暑くならず、日暮れて涼しくなってくると、東の地平から満月が昇ってきた。きょうは今年の中秋である。毎年旧暦の8月15日が中秋と決められているので、新暦に直すと常に変化している。去年は9月25日、来年は10月3日である。
自宅から観た中秋の名月(2008年09月14日18時06分)
◆ いまちょうどデジタル一眼レフカメラと、500ミリの望遠レンズを預かっており、空気も澄んでいるので、月面の撮影を試みた。どうしてもピントが甘いが、どうにか月面の影が撮影できた。
500ミリ望遠で(2008年09月14日18時34分)
◆ この月面の影は、古来その形から色々に見立てられてきた。日本では、古くから「ウサギが餅を搗いている」と言われ、東南アジアでは「2匹のウサギが向かい合っている」また中国や南半球では「カニが爪を振り上げたところ」だったり、ヨーロッパでは「女性が本を読んでいる」だったり、探せばもっと出てくると思う。私には「カニの爪」がいちばん見立てやすい。
十五夜の写真良く撮れています。
お天気が良くてよかったですね。
こちらは、いっとき薄雲を通してちらっと見えましたが、余所を見ている間に今度はどこを探しても居ません。
忽然と消えてしまった感じです。
また来年まで待たなければなりません。
それまで頑張ります。
かまくらびとさん
こんばんは。そちらでは月も泣いたのでしょうか、残念でしたね。
こちらではきょうも、月がまだまんまるに見えます。そろそろ南中するでしょう。
満月は毎月巡って来ます。でも中秋を1年間じっくり待とうという心構えは嬉しいですね。
鳥でも、1年のうちの僅かな時期にしか見られない渡り鳥も多いのですから、ともに先を見てじっくりと待ちましょう。