引地川の水鳥

総コレステロール危険値!
 私はここ数年、総コレステロール値が上昇し、日本の許容値220を超えたのが3年前。アメリカの許容値240を超えたのが2年前。その後ほぼ半年ごとに240台、250台、260台と順調(?)に数値が上がって、先週ついに280というデータが出てしまった。
 ここ数年の食事では、脂肪分を極端なほど控えていたのだが、総コレステロール値がまったく下がらない。20年以上診ていただいている医師も、首を傾げてしまった。結局、「何らかの運動で半年ほど頑張ってみて、それで下がらなければ服薬ですね」と言われたのである。運動不足の影響が大きいとか。そこで、天候の良い日は最低1万歩、歩くことを目標にして、正午をはさんだ3時間ほどを楽しむことにした。

00-Fujisawa-Map引地川と、江の島の脇に注ぐ境川

藤沢市を流れる川
 藤沢市には、北方から市内を貫流して南の相模湾に注ぐ2本の川がある。1本は、北部の城山に発し、東京都と神奈川県(武蔵野の国と相模の国)の境を流れ、大和市から藤沢市に南下する境川(さかいがわ)。境川には、横浜市戸塚区を水源とする柏尾川(かしおがわ)が西進して、藤沢市川名で合流している。もう1本が、大和市に水源を発して南下する引地川(ひきちがわ)である。
 1月下旬、この日のウオーキングは、藤沢市辻堂太平台の引地川を目指した。県道30号線と引地川の交差する富士見橋まで歩いて、川沿いの遊歩道を南へ下がると、川にはそこここに水鳥が浮いていた。カルガモが数羽動き回っているそばに、久しぶりにヒドリガモを見た。

01-02カルガモ

03-04ヒドリガモ

アヒルの群れとユリカモメ
 以前、境川と柏尾川の合流点付近にアヒルの一家が居た。マガモのオスメスによく似たものが6羽ほどと、色が黒っぽく変っているもの2羽、真っ白な大小のアヒル3羽、カルガモとの合いの子(マルガモとよぶことも・・)1羽だったと思う。その一家が2年ほど前から見えなくなっていたが、なんと離れたこの引地川に移動していたのだ。
 また数年前の冬までは、この引地川流域には多数のユリカモメが上ってきてとてもにぎやかだったが、ここ数年かなり減少している。この日富士見橋付近で見たユリカモメは、4羽だけだった。

05-06マガモっぽいアヒル            ユリカモメ__

そのほかの鳥たち
 この日に見られた水鳥は、コサギが1羽だけであった。晴れてはいたが、低気圧が近づいているせいか空気が冷めたく、鳥の種類も数もいつもより少なかった。きょう、出会った鳥を列記する。
カルガモ、ヒドリガモ、マガモ(モドキ)、ユリカモメ、コサギ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス

07-08コサギ              ハシブトガラス

次は緑化植物園
 この日に歩いた引地川のそばには、藤沢市の緑化植物園がある。大きな花壇、熱帯植物温室、生垣見本園などがあり、また小さな子供達の楽しめそうな芝生の小山もある。花木もたくさんあって、これから春にかけて楽しめそうである。落葉広葉樹も多く植えられているので、手近なところで秋の紅葉も楽しめるだろう。健康のためのウオーキングのおかげで、いままで気付かなかった身近なメンタルスペースを発見した思いである。

09-Nagakubo-Kouen藤沢市長久保緑化植物園

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