戦場ヶ原と尾瀬ヶ原の晩夏-1

 私たちは、時期を変えコースをかえながら、毎年1回尾瀬を歩くグループに参加させてもらっている。今年は9月はじめという夏の終わりに設定され、中禅寺湖から戦場ヶ原に入って少し散策した後、金精峠を抜けて群馬県に入り、菅沼、丸沼、鎌田を通って戸倉まで行く。戸倉で一泊の後、尾瀬に入って登山や散策を楽しんで見晴でもう一泊。そして沼山峠へ抜けて桧枝岐の温泉で一服し、東京へ帰るというスケジュールが組まれている。

00-Nikkou+Oze-100000

2005年9月3日(土)
 新宿駅前に集合して、20名弱の人数で大型の貸切バスに乗る。1人片側2席を占領してもまだ余裕があるのに、私と妻をはじめ、夫婦で参加した人たちは並んで座っている。
 01-Senjougahara-50000

 順調に都内を抜け、東北自動車道を北へ。途中の佐野サービスエリアでトイレ休憩をとる。バスを停めた横の駐車帯に、数台のカラフルな外国製スポーツカーが並べてある。そのうち3台ほどはガルウイング(カモメの翼)型のドアを持ち上げている。価格も維持費も大変だろうが、若者達は誇らしげに互いの車を比べあっていた。

02-Sano_SA スポーツカー群(佐野サービスエリアにて)

 宇都宮から日光・宇都宮道路に入って西へしばらく進むと、右手に山が迫ってくる。40年以上前の11月はじめに、私が友人2名と登って道に迷い、尾根筋で一晩野宿をした赤薙山(あかなぎさん)を久しぶりに眺めて、感無量であった。
 そのままさらに西進して、中禅寺湖畔から少し北上すると、戦場ヶ原の入り口である赤沼に着く。ここで2時間ほど各自が自由に散策することになり、私たちは湯川沿いに1.5キロほど南下した。湯川は瀬となって下っており、だんだん勾配がきつくなって下流で竜頭の滝になる。滝から自動車道を赤沼へ戻り、再びバスに乗って金精トンネルを潜り、鎌田経由で戸倉のロッジに着いたのは夕方であった。

030406ニホンジカ(赤沼)     赤沼近辺の標識   アキノキリンソウ

0708湯 川              竜頭の滝

091011アキアカネ       ハギとハチ        ハコベ?

1213ソバナ           コンフリー(ヒレハリソウ)

1415ホザキシモツケ(赤沼)        ロッジ長蔵(戸倉) 

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