街路樹のビフォー・アフター

 数日前から、住まいの前の環状通り沿いにある街路樹の剪定が始まっている。街路樹は広葉・落葉樹がほとんどで、春から夏に繁った枝葉をハラハラするほどスカスカに刈り取っていく。電線工事車のような箱型のクレーンに職人が乗って、外周部の刈り込みをやり、樹の主幹周辺は直接その樹に登って剪定している。そして家庭ごみ回収車と同じようなシステムの車が伴走して、落とした枝葉を積み込んでいく。

DSC05160-540+360 トチノキ( Before – 2008.08.20 )
DSC09089-540+360 ( After – 2008.08.24 )

 車や歩行者の通行に邪魔になる高さの枝を除去しているのは当然として、面白いのはスカスカに剪定したあとを丸く刈り込んで、まるでワリバシにダンゴを刺したようにしていることである。混んだ枝やヒコバエをそのままにしておくと、雪が降ったときに枝に積もって、枝が折れてしまうのを防ぐためなのだろう。

DSC05161-540+360 東の方向の街路樹( Before – 2008.08.20 )
DSC09092-540+360 ( After – 2008.08.24 )

 まだ8月だというのに、こうして冬の準備が始まっている。トチもギンナンもこれから実りの時期を迎えるのだろうが、どんどん落として積み込んで行った。

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