ノウゼンカズラ

 神奈川県に住んでいた頃、夏になると垣根や庭園などで、ノウゼンカズラの鮮やかなオレンジ色の花を見ることが多かった。落葉性のつる植物で、北海道では見られないと思い込んでいた。ところが昨年、近所の児童公園の生垣に、この花が咲いているのを見つけた。

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 竹の垣根は作ってあるのだが、そこからはみ出してライラックなどに絡みついている。たくましい花である。その鮮やかなオレンジ色は、遠くからでも一目で分かる。ことしも咲いており、今が最盛期のようである。

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 中国原産種だそうである。普通はオレンジ色だが、黄色味の強いものやピンクのものもあるとか。ほかに赤味の強い北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラというものが栽培されているそうだ。
 漢字では「凌霄花」と書き、植物図鑑にはその意味が書かれていないが、漢和辞典で見ると『霄』という字は「空」を意味するとある。すると『凌霄花』は「空をしのぐ花」という意味になって、巻き付く対象さえあればどこまでも空高く伸びて咲く、という意味になるのだろうか。たしかに神奈川県では、平屋の屋根より高い架空電線まで伸びて、いっぱいに花を咲かせているノウゼンカズラを見た覚えがある。

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