ふくろうの棚

 この写真にあるのが、妻が集めたふくろうの置物の飾り棚である。ここは実は私がデミタスカップの陳列用に壁をくりぬいた、飾り棚の一部なのだ。在来工法の木造住宅で、断熱材の必要のない内部の壁は、筋交いという斜めの補強材のない部分は、間柱以外は空洞である。
 その遊んでいる空洞に、床から展示まで奥行き115ミリの飾り棚をはめ込んだ。扉は強化ガラス。高さを変えられる棚板も、強化ガラスである。

 ここに入りきれない大物や携帯電話のストラップなどを含めると、150個を超えていた。今、自分で数えなおしてみて、我ながら驚いている。塵も積もればという例えがよくわかった。ただし、もっとずっとすごいコレクターも居るけれど・・。
 単なる置物から、小物入れ、灰皿、楊枝立て、土鈴、キーホルダー、ストラップなど。そして材質も、陶磁器、ガラス、大理石、砂岩、木彫り、金属、布、ぬいぐるみ、筍の皮などなど・・。
 そんなばらばらな集合体なのに、ただ「ふくろう」というひとつの名前だけで、全体がなんとなく統一して見えるのが不思議である。

01-Owl-shelf

(追記:2002.12)
 このページをご覧になったジノリさんから、この棚の中にメキシコのトナラ焼きらしいフクロウがあると連絡して下さった。さらにフクロウの絵が描かれたトナラ焼きのデミタスカップを、私達にブレゼントしてくださった。私のデミタス収集と、妻のふくろう収集の両方にピッタリでしょうから・・と。

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