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 2020/04/30 霞が関とは

 忖度と 恣意と隠蔽 嘘-改竄 霞が関に 記録-記憶なし
 
 総理大臣と閣僚、そして与党の議員。さらに加えて各野党の議員たち。みな選挙で選ばれ、国のため国民のために、政治を動かしているはずなのだが・・・。最近はどうも違うみたいだ。

 本会議でも委員会でも、質問内容はあらかじめ文書で提出し、官僚がそれに対する回答を作成して文書にまとめ、閣僚はそれを棒読みしている。質問者は回答の内容に納得がいかないと、さらに追加質問をし、閣僚が官僚の持ち寄る回答案を催促して、また棒読みです。答えがまとまらないと、「質問書に記載のない内容なので、回答しません」。総理大臣からして、こんな回答に終始している。

 記者会見を聞いていても、マスコミは結構鋭い質問はするのだが、回答する側は質問とは関係のない持論を持ち出して延々と話し、質問内容への回答ははぐらかしてしまう。また閣僚と官僚の責任のなすり合いのような場面も見られて、目に余るもまがある。

 さらに、それに突っ込みを入れることのできない質問者。マスコミは、これらの囲み会見にはベテラン記者ではなく、まだよく政治や過去のいきさつを熟知していない若手を参加させていると聞いた。見ていて、とてもいらいらする。報道は、政権におもねってはならない。