♣ 藤沢在住当時の探鳥会の先輩TUさんが、病気療養中の友人を見舞うため、札幌に来られた。TUさんは終戦後に、仕事の関係でしばらく札幌に住んでおられた。またその後は、探鳥を通じてしばしば北海道に来ていて、特に道央・道東については我々よりはるかに広く歩いておられる。
♣ 昨夜は彼がチェックインしたススキノのホテルのそばで食事を共にしながら、探鳥についてや、共通に知り合っている誰彼の話をした。昨夜来、ときどき小止みになるものの雨が降りやまない。今日は、彼が藻岩山にだけは登ったことがないというので、妻と共に車で案内した。
♣ 観音寺から始まる登山口を紹介したあと、札幌オリンピック時にできた自動車用登山道で頂上直下まで登った。下の料金所での「きょうは濃霧ですが」という情報を聞き流して登って見ると、ちょうど雨がやんで雲が切れ、札幌の市街地から、遠く大雪山塊、十勝岳連峰、日高連峰が雲間に垣間見えた。
♣ 頂上から見えた我が家を紹介したあと、我が家に寄っていただいて、娘や孫達を紹介し、またしばし歓談した。TUさんは、新千歳空港発の最終便で羽田へ戻られた。TUさんのおかげで私たちも、普段通らないコースを通って藻岩山に登ってみることができた。
私の訪札を記事にして頂き有り難うございます。
その節は本当にいろいろとお世話になりました。改めて心から厚く御礼申し上げます。ずんだ豆のお豆腐の味が残っています。
帰ると途端に暑く今日も34℃とか、昨日は例会で19名の参加、見聞きした鳥も19種。新林の梅が伐られ、民家を移設するとか。ミニ民家園になりそうです。
お疲れさまでした。
清水谷戸は開発の波を何とか食い止める防波堤になってくれてはいますが、民有地ですし、保護グループがどこまで支えられるのか、微妙になってきていますね。
清水谷戸と新林公園の間にあった横穴古墳群が実にあっさりと切り崩され、集合住宅団地になってしまった状況を記憶している私たちには、清水谷戸の件は実に気がかりです。