バリ島、動物と手工芸品を探して

11月27日(日)--以下時刻はバリ時刻
 今は雨期だそうで、昨夜 24:00ころから1時間ほどかなりの豪雨が降った。窓の外のビーチにある照明がぼんやりとしか見えなかった。
 7:00に起床。窓外ではもう賑やかな鳥の声がする。カーテンを開けると、目の前にホテルの庭園と、その少し下に幅30メートルくらいのプライベートビーチがあり、ちょうど干潮なのか100メートルほど波打ち際が後退している。
 ホテルのバイキングで朝食を済ませた。朝食付きの宿泊という形でスケジュールを組んでくれたようで、大変ありがたかった。
 今日の行程は、鳥専門の動物園と爬虫類専門の動物園への訪問、そして銀や木工芸などの手工芸品の工場見学が主目的である。

IMG_4595-600_400ホテル正面のハス池

バリ・バードパーク
 予定の 9:00に専用バスが到着。乗り込む前に、観たい所を説明して、コース取りは彼らに任せる。まずは中南部にあるバードパークを訪ねた。

IMG_4597-600_400バードパークの入口

 ここにはバリ島だけでなく、世界の熱帯に住む250種 1,000羽を超える鳥を飼っている。やはり中・大型の鳥が多い。中でもインコ、オウムの仲間が圧倒的に多く、またワシ・タカ、オオハシなどの仲間も多く飼育されていた。

IMG_4625-600_400 シロガシラトビ( Haliastur indus )

 私はバリ島固有のジャラッ・プティという白い鳥に出会うのが目的だったが、ようやく奥の方にチラリと観ることが出来た。

バリ・レプタイル(爬虫類)パーク
 バードパークの中が非常に蒸し暑くなってきたので、そこを出て木陰で少し汗が引くのを待ち、すぐ隣にあるレプタイルパークに移る。ここはヘビ、トカゲ、ワニ、カメの仲間が展示されており、世界中から集めているので、どれがバリ島固有種なのかは不明。

IMG_4599-600_400レプタイルパークの入り口

 ここはバリ島に関するどのガイドブックにも掲載されていないが、一見の価値はあると思う。毒を持つたぐいはガラス張りの中に、その他は網張りの中に展示されているが、下の1.5メートロほどのイグアナだけは、人の通る通路上に放し飼いにしていた。

IMG_4782-600_400 放し飼いのイグアナ

バリの手工芸品
  そのあと、チュルッにある銀細工販売店の加工場に寄り、ここ独特の形のガムランボール(鈴)を作っている所をみせてもらった。8名程の女工さんが、天井にある白熱灯の下で、細かな加工・装飾作業を行っていた。
 6年前にも来たことのある店で、その時購入したガムランボールを二人とも携帯電話のストラップにして持っていたので、出して見せた。当時の物は手が込んでおり、模様も複雑だったが、今日観たものは一回り小さく、模様も簡単だった。値段も、6年前の半値以下であった。それをさらに4割くらい値切って買った。

IMG_4799-600_400aガムランボールの加工作業 手元はだいぶ薄暗い

 次に、マスという集落で木工芸品をたっぷりみせてもらった。6年前にこのマスを通った時、手に自作と思われる木製バイクを持って売り歩いていた男がいたのが気になっていた。それが「ハーレー・ダビッドソン」として売られていた。思っていたほど精密ではなかったが、価格も 150,000ルピア( 1,300円程)とかなり安かったので1個購入した。

IMG_5146-600_400-mono 木製のハーレー・ダビツドソン 全長 35センチ

  その後、お寺のすぐ近くにあるレストランで遅い昼食を摂った。メニューの中から、野菜とエビの炒め物にナシプティ(白飯)とスープを付け、コーラ1缶で済ませた。

IMG_4817-600_400 野菜とエビの炒め物

アマサギのコロニー
 食事の後、アマサギがそこだけでコロニーを形成して繁殖しているというプトゥル村に連れて行ってもらった。この村に入るだけで、2人で 20,000ルピア(175円)必要だったが、地元でエサその他の保護活動に必要なのだろう。アマサギについて簡単に紹介するパンフレットをもらったが、現地語で”Kokokan”と呼ぶようだ。

IMG_4825-600_400a プトゥル村で繁殖するアマサギ

 街中がひどく渋滞していたので早めに切り上げて、それでもまだ陽が射すうちにホテルに戻った。今夜も、簡単にホテルのルームサービスで食事を済ませた。

IMG_4850-600_400 ピッツァとカドカド(野菜サラダ)と果物の盛り合わせ

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