♣ きのう、また平成18年標記のコインが見つかった。今度は10円硬貨である。これは赤銅色をしており、俗称”10円銅貨”と呼んでいる。
平成18年硬貨
♣ その年発行の真新しい硬貨を手にすると、何となく幸運に当たりついたような気持ちになる。ことのついでに、この10円銅貨の昭和六十四年、平成元年発行のものの画像をアップしておく。昭和天皇が昭和64年に崩御され、元号が平成に変わった同じ年のものである。
昭和64年(平成元年)硬貨
♣ この10円銅貨は、昭和26年に初めて発行されてから56年目、現行硬貨の中では穴あき5円硬貨(昭和24年から)に次ぐ長寿を誇っている。ただし、なぜか昭和31年だけは発行されていない。はじめにあった縁のギザギザが昭和34年から無くなったほかには、デザインは殆ど変わっていない。
最初に発行の昭和26年硬貨
♣ この銅貨の裏には宇治の平等院鳳凰堂がデザインされており、その屋根の上には一対の鳳凰の飾りが立っている。その尾羽が、硬貨によっては上向きだったり下向きだったりして、子供の頃「オスだ!」「いやメスだ!」と友達と比べあったことがある。
♣ あの結論はどうなったのだろうか・・・。