ゲンペイソウの実り

 窓際のゲンペイソウがかなり大きくなった。昨年11月初めに下の方で咲いていた20個ほどの一群の花は、何も手を掛けなかったせいか、今年2月に1個だけ種らしい物を付けたものの、3月前半にはみな落ちてしまった。
 その後、上に咲きだした花には綿棒で受粉させてみた。今日現在100個を超える花を付けているが、その内6個ほどの苞の中に、種が大きく育ち始めている。若い苞は真っ白で、その中から赤い花が伸び、オシベとメシベが花の中からまっすぐ前に延びる。
 各シベが真っ直ぐのうちはオシベから花粉は出ないが、メシベがやや下を向いた頃に花粉が取れ、メシベに付けてやるとオシベが全て下に反り返り、逆にメシベは真っ直ぐに伸びてくる。それ以降は苞の色が薄紫を帯びてそのまま花柄についていて、先端に新しい白い苞が出てくる。

IMG_6216-600_400↑ 頂部の花 全体

IMG_6213_6214-600_400↑ 苞の中に実りつつある種子

 つぼみのはじめの頃から

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IMG_6217-600_300↑ 2012.05.24

カテゴリー: 季節, 日々つぶやき, 自然, 花・植物 パーマリンク

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