ゲンペイソウの結実

 昨年の春に、上富良野町のTさんに頂いて鉢土に挿しておいたゲンペイソウが今年の春にはたくさんの花を咲かせ、人工授粉で実を付けるまでになった。
 その変化 ⇒ https://dadandmam.whitesnow.jp/moiwayama/?p=11074

IMG_6460-600_400ゲンペイソウの実  ほとんどの苞の中はからっぽ

 全ての花のうち1割弱の8個だけが実ったが、結実しなかった苞の付いた花柄が枯れはじめたので、種子だけ切りとった。ネットで見てみると、この黒い帽子をかぶった赤い実は、もう少しおいてから果肉を除去すると、中に松の実型のベージュ色の種子が入っているという。

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 この実の中の種子を、ミズゴケを湿らせた中に置いて発芽させた、というひとが、その写真をブログに載せていた。でも我が家のように、挿し木でも簡単に増やせそうだ。
 北海道では露地栽培は無理なようで、屋内の階段や吹き抜けの上に鉢を置いて、そこから蔓を垂らすといいようだ。ただし水遣りが可能であれば、だが。
 これは、ゲンペイカズラあるいはゲンペイクサギ、ゲンペイボクとも呼ばれているらしい。いずれも源氏の白旗、平家の赤旗からきている命名のようだ。

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